「海をみたい!」から始まったスロベニアの旅
最初の旅行記の目的地はスロベニア!
スロベニアはヨーロッパ旅行の中でも、あまり代表的な観光地ではないですよね。
でも侮ることなかれ。
気さくな人が多く、ありのままの自然を楽しめ、フェアな値段で思う存分旅行ができる一人旅にはとても魅力的な国でした。
スロベニアはオーストリアの隣の国であり、バスで5時間ほどでオーストリアの首都ウィーン(Wien)からスロベニアの首都、リュブリャナ(Ljubljana)にたどり着けます。
私も初めてスロベニアを旅してきました。今回はその旅路の記録です。これからスロベニアを旅行先に考えている人もぜひ参考にしてみてください。
この投稿では主に旅行プランや現地の移動手段などについて紹介しています。
各日の詳しい旅行記は今後の投稿にて順次更新していきます。
スロベニアという国
スロベニア (Slovenia/Slovenija) はスラブ言語系のスロベニア語が公式語であり、かつてのユーゴスラヴィアの一部でもありました。ユーゴスラヴィアにはほかに同様にスラブ言語系のクロアチア人とセルビア人によって構成されていました。
が、工業が特に発展していたスロベニアはユーゴスラヴィア内の諸地域を大きく引き離すと同時に連邦を支える負担も増加するように。その後、スロベニアは1991年に独立を宣言し、1992年にスロベニア国際連合に加盟という形になったようです。
スロベニア旅行の日程を組む
今回の旅はオーストリアから出発し、2022年の8月の4日間という期間内でスロベニアの海まで行くというプランで日程を組んでいきました。
国境間を移動するのに高速バスを使い、スロベニア国内でも基本ローカルバスを中心に移動していきます。オーストリアからスロベニアに電車も出ていますが、乗り換えや乗車時間が高速バスより長いことが多く不便であること、バスのほうが直通で安いことなど利点が多いのはやはりバスです。
以下がわたしがざっくりとたてた旅行の予定…
一日目 : ウィーン (オーストリア) からリュブリャナ (スロベニア) を移動し、リュブリャナの旧市街を街歩き。
二日目 : リュブリャナからシュコツィアン洞窟群、そのあとコぺル (Koper) へ移動。
三日目 : コぺルで自転車を借りて隣町まで海岸沿いをサイクリング。午後、コぺルからリュブリャナに戻る。
四日目 : リュブリャナからウィーンへ戻る。
知っておくとよい交通情報
ウィーンから高速バスでリュブリャナに行くときにつかったのは、Flixbusという会社。主に長距離・国際間を移動するバスです。必ずネットで事前に予約してチケットを買ってください。当日は時間によってチケット売り場が開いてないこともあります。
参考URL : https://www.flixbus.com/
ちなみに、バスが便利なのはスロベニア国内においても同様のようです。
というのも国内の電車は値段も乗車時間もバスとは大差がないけれど、一日の電車の本数が極端に少ないという印象を受けました。ローカルバスのほうが一本乗り遅れてもまだ次があるので安心できそうです。
リュブリャナの市内限定ですが、日本のICカードのSuicaのようなシステムで市内のバスには乗れます。Urbana-Cardというもので、これがないと逆にリュブリャナ市内のバスは乗れません。Urbana-Cardが買えるのは、街にあるキオスクだと現地の人から教えてもらいましたが、実際にはキオスクが閉まっていたり、取り扱ってなかったりします。
一番確実なのはバスターミナル "Bavarski dvor" まで行ってもらって、自動販売機から買えるのでそこがよいです。カード自体は2ユーロ、そのカードに後からお10ユーロ等の紙幣を入れるという感じで使えます。ちなみにバス一回乗車分は現在 (2022年8月時点) ひとり1,3ユーロでした。
2人でバスにのる場合は、バス前方から乗車し、運転手に二人分の料金を払いたいと伝えれば、一枚のUrbana-Cardで二人分の料金を支払うことも可能です。一人一枚所持するのがSuicaの場合は通常ですが、この点Urbana-Cardはちょっと違いますね。
おまけ: 今回のテーマ「洞窟と海」
この旅のテーマはまさに、海と洞窟!そもそもスロベニアには巨大な洞窟ならび鍾乳洞がたくさん存在しているようです。わたしは歩いてなにか新しい発見をするいわゆる探検が大好きなので、この洞窟っていうのにはとても興味がありました。小さい頃は学校探検とかにワクワクしたものです。
そして海。これは単純に、ここ数年川や湖に行くことはあっても、海の近くには行ってなかったので久々に潮風が恋しくなったのです。オーストリアから一番近い海がスロベニアの海だったっていうのもあり迷わず、ここに決めました。
こんなかんじで、私の今回の旅のテーマは世界遺産にも登録されているシュコツィアン洞窟群 () と昔からの港町、コぺル (Koper) に行くルートを組みました。
ついでに、今回旅行前に準備したのは以下のものです。
パスポート
高速バスFlixbusの往復チケット、印刷済み
宿泊先3泊分の予約
ローカルバスチケット
*1
そうそう、スロベニアの利点は現地の通貨もユーロなので、すでにユーロを持っている方はわざわざ換金しなくてもいいところです。これは便利。
ということで、ひととおりスロベニア旅行の概要をお話してきました。
今後スロベニアに個人で行くってひとの参考になっていればうれしいです。
次回の記事では、旅行の記録を写真も含めて載せていきます。
ぜひコロナ後も安全に海外旅行楽しんでいきましょう。それでは本日はここで。
*1:ローカルのバスチケットは実際には現地で調達できるので、必ず事前準備が必要なものではないです。私はチケットカウンターの列に並びたくないので先にネットで購入していました。 参考URL: https://www.ap-ljubljana.si/en/